Home ブログ 記事 家族に近づくこと:シャハーダの後の人生

家族に近づくこと:シャハーダの後の人生

家族に近づくこと

新改宗イスラム教徒の皆さんへ、イスラム教へようこそ。シャハーダの後も旅を続けるあなたにアッラーの報酬がありますように。あなたが導かれ、アッラーの宗教における力が与えられますように。

新改宗イスラム教徒にとって最も共通する問題の一つに、イスラム教徒になった知らせをどのように家族に届けるかということだ。
これは通常難しい課題で、人それぞれ状況が違っている。したがって、この課題に関して一つの正しい方法はない。しかしながら、対話を始める際に参考になる幾つかの点を紹介したいと思う。

あなたの心の準備が出来た時に話す

人によっては、家族に即伝えたい人と少し待ってから伝える人がいる。両方とも可である。使徒ムハンマド(彼に平安と祝福あれ)の同胞の中にさえも、家族に即イスラム教に改宗の旨を告げた者をいれば、告げる時だと感じるまで信仰を隠した者もいた。どの道を辿るべきかは、個々人の状況次第であるべきだ。

例えば、新改宗イスラム教徒が彼らの信仰において、より確信をもち知識があると感じるまで家族に話すタイミングを待つ者をいるだろう。そうすればその時が訪れた時、家族の質問や懸念により上手く答えることが出来るだろう。家族がイスラム教への否定的な見解を持っていると知る他の人は、その否定的な固定観念を解体して、改宗について話す前に宗教に関する理解を和らげようとするだろう。一方一部の人はイスラム教への移行を通して、家族に完全にオープンであることを選び、彼らに告げることを延期させる必要はないと感じるだろう。

あなたは自分と自分の家族のことが理解できるだろう。
どちらの方法があなたにとって一番良いのかを考えて、あなたの心の準備が整った時に家族に知らせよう。

家族を圧倒しないように気をつける

あなたが シャハーダを唱えることをしばらく考えている間に、それがあなたの家族にとって全く予想外である可能性があると考えよう。ですのであなたはイスラム教に改宗することに対して、非常に興奮し幸せを感じているかもしれないが、家族に知らせる時にはあまり衝撃を与えないように努めなければならない。そのような状態への配慮が、あなたの家族があなたとあなたが続けるイスラム教を認めるかという点に多大な影響があるだろう。したがって注意と配慮をもって接しよう。

次の点は可能性のある接近の仕方である。

  • もし家族がイスラム教全般についてどのように感じているのか不確かな場合は、何気なくその場の雰囲気を確かめるように会話に話題を持ちかけると良いだろう。そうすることで家族がその知らせを聞く準備ができているか確かめることが出来るし、前もってイスラム教についての誤解を明確にする機会も与えられるだろう。
  • ついにあなたの心の準備が出来た時、一度に全ての人に伝える必要はない。もっと理解し、聞いてくれる近い家族のメンバーの1人から始めてもよい。

  • 彼らにあなたの状態を説明してどのように応えるかを見てみよう。もし会話があなたの希望したように進まなければ、次回は違う方法で近づいてみよう。そうして会話が上手く進めば、家族の他のメンバーに伝える際に、援助者さえもいることになるだろう。

  • あなたのイスラム教について家族に話す時は、一度に沢山の情報を与えないようにしよう。

次は何を言うべきでないかの例である。

「ママ、パパ、私はイスラム教徒になることにしました。だからこれからは私にハラール肉を買って欲しいし、家にあるベーコンは全て処分して下さい。あと私の新しい名前はアサドゥッラ ハムザ アブドゥル カリクで、これからはその名前で呼ばれた時のみ返事します。
それから拳の長さに顎鬚を伸ばす予定です。それからクルアーンにある科学的な奇跡は、否定されることなくアッラーの御言葉だと証明されました。それから今日から丁度2週間後に結婚します。これが招待状です。それから...」

やめて下さい! やめて下さい! やめて下さい!

イスラム教徒になるということだけで家族にとっては十分ショックであるし、順応しなければならないことが沢山ある。あなたのイスラム教に妥協することなく、可能な限り容易にして下さい。宣教に関しては、この美しい生き方を家族と共に分かち合いたくて非常に興奮しているかもしれないが、最良の時ではないかもしれない。あなたも学んでいる途中であるという事実からしても、家族はあなたとの会話を理解しようとしている時なので今はあまり受け入れられないかもしれない。彼らにイスラム教を押し付けようとしたら、反対の効果が出るかもしれず、完全に宗教を拒否し、彼らとあなたの関係性を修復するのに長い時間を要するようなダメージを与えるかもしれない。勿論、もし彼らがイスラム教について質問し、学びたいならそれは素晴らしいことで、是非彼らの質問に答えよう。しかし30分の講義へのリクエストとして簡単な質問を受けないようにしよう。

この時点で正直に言うと、彼らにイスラム教を教える最良の方法はあなた自身の振る舞いにある。忍耐強く、愛らしく、理解ある人になりなさい。偉大なるクルアーンでアッラーは仰せられた。

「あなたの主は命じられる。かれの外何者をも崇拝してはならない。また両親に孝行しなさい。もし両親かまたそのどちらかが、あなたと一緒にいて老齢に達しても、かれらに「ちえっ」とか荒い言葉を使わず、親切な言葉で話しなさい。」[偉大なるクルアーン 17:23]

あなたの家族や親戚にイスラム教について話す時、論議を避けることが重要である。あなたの信仰に挑戦を仕掛けられているようで困難ではあるが、あなたの判断が問われ、あなたの見解は無視されている。しかし覚えていなければならないのは、これは議論ではないし、あなたが正しいと証明するものではない。これはイスラム教を実践する機会である。

辛抱すること

家族と話し彼らの質問に答える。しかしもし彼らが憤慨したり議論的になったら、彼らに付いて行ってはいけない。落ち着いた態度で、感情的になったら少し休む時間を取ろう。

愛らしくあること

家族にイスラム教が教える慈悲と慈愛を見せる。あなたが家族の一員であることと彼らを愛していることを告げる。常に親切で尊敬の念を持ち、抱擁を交わす。

理解があること

例え家族に同じ礼儀がなかったとしても、彼らの視点から考えるように最良を尽くそう。少しの間、彼らはイスラム教をあなたと同じように見ていないこと、あなたの変化を真剣に心配しているかもしれないと気が付いてください。ですのでこの過程を通して、家族が安心するように最善を尽くしてください。

イスラム教徒であると同時にあなたらしくあること

イスラム教徒になるということは、全く異なった人間に変わるという意味ではないことを示そう。あなたの生活に確かな変化があるかもしれないが、あなたの大部分は同じである。ですので、彼らにそれを見せて下さい。イスラム教に対する議論があなたの家族との関係の大部分をしめないように心がけてください。 あまり結果がでないと感じるかもしれないが、彼らは違う印象を抱いたかもしれない。家族と時間を共にし、宗教を持ち出さずに通常のように話したり、行動しよう。同時に、もし家族が無理な要求をしたり、あなたが落ち着かないことを頼んだとしたら、彼らを喜ばせる為にイスラム教を犠牲にしないようにしよう。偉大なるクルアーンでアッラーは仰せられた。

「われは人間に、両親に対して親切にするよう命じた。だがもしかれら(両親)が、あなたに対し何だか分らないものをわれに配するように強いるならば、かれらに従ってはならない。あなたがたは(皆)われの許に帰る。その時われは、あなたがたの行ったことを告げるであろう。」[偉大なるクルアーン 29:8]

ですので婚前交渉や礼拝の破棄などのイスラム教徒として基本事項に反するようなことを家族が促したとして、それは妥協できることではないと尊敬の念を持って伝えて下さい。彼らは幾つかの特定のことについて議論し、あなたが不公平で不合理で柔軟性がないと言うかもしれないし、彼らを怒らせたことについて咎めるかもしれない。彼らの気持ちが理解できるところを見せて、あなたの信念に忠実なままでいなさい。上手くいけば、時間と共に彼らはより受け入れてくれるようになるだろう。

彼らに時間を与えること

初めの時点では家族はあなたをイスラム教徒として受け入れられないようであるが、時間と共に変化するだろう。あなたのイスラム教が普通に見えるまでに、実際にイスラム教があなたにとって良いものであなたをより良い人間にしたと気が付くまでに、更に時間が経過するかもしれない。

ですのであなたは一人ではないと覚えておいて下さい。あなたと同じように奮闘している改宗者や、困難な始まりだったにも関わらず、それを既に経験し時間と共に物事が改善されている改宗者が沢山存在する。辛抱してください。全てが一日や二日で治まると期待せず、でも改善されるだろうと信じて下さい。あなたに祝福がありますように、物事が容易でありますように。あなたの家族に導きの祝福がありますように、改宗者全ての家族にアッラーの導きがありますように、アーミン

Load More Related Articles
Comments are closed.

Check Also

もし神が存在するなら、何故悪や不正義、そして戦争を創造したのか?

神は純粋で、善で、愛で公正であるのだろうか? もしそうなら悪、憎しみ、不公正はどこ から生まれるのだろうか? … …