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現世では何故神を見ることは出来ないのか?

現世では何故神を見ることは出来ないのか?

この質問はイスラム教徒にとってむしろ易しいものです。実際にイスラム教は人生の全ての目的はテストであると教えています。その私たちがアッラーから受ける試練とテストはかれの啓典、聖なるクルアーンで述べられています。

覚えておくべき重要な事は、アッラーは我々に、かれに近付いたりかれが命じたことに服従するように強制はしないという事です。これは私達はいつでも自由に選択出来るという意味です。

そしてその選択に関する重要な点の一つに、アッラーはこの選択肢を選ぶべきではないということを決して明らかにしないという事です。したがって人間の人生において、悪から遠ざかり、アッラーを崇拝するという選択肢があります。同時にもちろん導きから背き、敗者になる可能性も等しくあります。アッラーが我々を保護して下さるよう祈ります。アーミーン

もし誰かがアッラーを見た事があるとしたら、人々に公平な試練となり得るでしょうか?またイスラム教では次のように述べられています。もしアッラーが御自身を山に「明らかに」したなら、その山はアッラーへの畏れにより自ら砕けるでしょう。使徒の妻アーイシャが述べたように、もし誰かが、預言者(彼に平安と祝福あれ)がアッラーを見たと言ったなら、その者は嘘つきです。

テレビや新聞などで間違って放送されていますが、来世のイスラム教徒の最大の目標は、処女が踊る中でワインを飲むことではありません。来世の最大で最高の名誉は「アッラーの存在」の御前に実際に立つ機会を与えられることです。そしてこれは権威あるハディース(ムハンマド(彼に平安と祝福あれ)の教え)で描写されています。

私達は皆確実に楽園とそこに含まれる全てを望んでいますが、楽園で「アッラーに近付く」機会を与えられることは、アッラーの恩恵の中でも、最高で最大の栄誉であると見ています。私はその栄誉について考えるだけで興奮するのです。

現世でアッラーを「拝見」する事ができない理由は次のものです。しかしながら初めにこのような質問に答える際に気をつけなければならない重要な点があります。それはアッラーはこの世界では見ることも、その御声を聴くことも、匂い、感触、想像、どの感覚においてもそれらを感じることはできないという点です。

私がすでに概説したように、それは我々の自由意志による選択を妨げないというアッラーの原則に違反します。 その上、アッラーは姿や形でも、主の創造と決して比較されません。

これは、アッラーが御自身の創造物に含まれないことを意味しますし、主の創造のどれにも主の特質または力を与えません。全ての力と強さはアッラーと共にあります。そして決してかれに挑戦できる者はありません。

我々はアッラーを創造物の中には置きません。我々はアッラーの啓典の中で御自身について述べられているように、アッラーこそは,6日の間に天と地を創造して,御自らその玉座に鎮座なされる方です。

我々はアッラーが王座に座っているとも横になっているとも言いません。何故ならアッラーは御自身についてその点は何も仰せられなかったからです。イスラム教徒はアッラーに関することで、彼らに言う権利のないことは決して言わないように注意しなければなりません。それは神への冒涜です。

アッラーはかれをかれの創造物のどの部分とも比較することはないと仰せられています。主は「全て聴こえし御方、全てを見し御方、慈悲深き御方、愛しき御方、雄大なる御方」であると仰せられます。しかしかれの創造物の中に「存在する」とは決して言いません。そして主は人々にスーパーマンのような力を与えられません。ある人々はアッラーと同様の力を保持すると述べましたが、彼らは嘘つきです(例え彼らがイスラム教徒であると言ったとしても)。アッラーにはパートナーはおらず比類する存在はいません。

これをアラビア語で「ラーハウラ ワ ラー クウワタ イッラー ビッラー」(アッラーによることなしにはいかなる権能も力も存在せず)と言います。

あなたにイスラム教について尋ねている人々に、あなたが答えを用意する際に、これがあなたの助けになることを願っています。そしてアッラーが私の劣った翻訳と返答における弱さを許して下さいますように。アーミン

あなたのご質問に感謝します。全ての良き事はアッラーから、悪きことは私自身によるものです。アッラーが私達を真実へと導いて下さいますように。アーミン

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